ノンフィクション細腕繁盛記

伊豆熱川にある宿・楽風雅殿(らふうガーデン)のオーナーシェフの日記。日々のできごとや辺りの歳時記などをドタバタ喜劇でご紹介します。 いやぁ、涙なくしては語れません。ホント。。

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お見舞いに。

先日、夫君と元番頭さんの家にお見舞いに行きました。

夫君の実家は熱海で旅館をしていて そこで働いていてくれた人。
忙しい時は 奥さんも手伝いに来てくれていました。

私も番頭さんご夫婦は知っているのだけれど
夫君ほど知っているわけではありません。

ご夫婦共 御年もうすぐ90歳。
お子さんがいないので 夫くん兄弟を可愛がっていた・・そうです。
特に 夫くんは男ばかりの3人兄弟の2番目。
旅館の仕事が忙しい上に かまってもらえない次男坊の夫くんは
このご夫婦によく遊んでもらったようです。
彼が小さい頃の話をするときは この番頭さんが決まって登場します。
熱海の海岸がまだゴツゴツした石がたくさんあって天草が採れたとか
なまこをみたとか 
伊豆高原がまだ何にもない頃にトンボを獲りにきたとか。
彼が昆虫が詳しいのはきっと、番頭さんのおかげかもしれません。
大人になった今でも 「○○さんが言っていたから」と
ヘンに言いつけを守っていたりします。

高校に入学した時も 大学に合格した時も
就職したときも まるで自分のことのように喜んでくれて。
また、戦争のこともたくさん話してくれたようです。

たぶん。
番頭さんご夫婦と夫くんの間には 言葉では伝わらないほどの
思い出があるのでしょう・・。

その番頭さんが1年くらいかな?認知症で施設に入っていて
奥さんはひとり暮らしの生活になりました。
私が留守にしているとき
夫くんはお見舞いに行っていたようです。。

前よりも忘れていることが多くて 
今回は奥さんのこともわからなくなったようで
なんとなくショックでした・・・。

それでも奥さんはひとりでも気丈にしていて
帰り際に「また来てね」と笑顔で言ってくれました。


元気の時のご夫婦を知っているだけに
ショックもありますが、
ホンの少し 顔を出すだけでもいいのかもしれない・・。
そう思いながら 帰りました・・。




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  • 2013.03/18 20:27分 
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